(1) 「住まいの確保」を支援する

社会福祉分野における支援の多くは「住所」を市町村に有することが条件となります。
 また、生活の安心・安定にとって「住まいの確保」が必要なことは明白です。

本会は、不動産業者・賃貸住宅オーナーと連携して、生活困窮者 等への 「住まいの提供」を実現します。
新潟市以外の複数市町村のオーナーとも協議を行っています。
また、緊急時の対応として長岡市にシェルター「リガード長岡」を設け ”今晩、お湯を沸かし、ベッドで眠れる” 部屋を提供します。

(2) 「不動産業×社会保障」を架け合わせる

 社会福祉・社会保障は、 住宅の確保に関するシステムが課題となっています。
 一方、不動産業・賃貸住宅オーナーの方々は、保証人不在の入居者の方等の入居に対し不安を抱いています。 (家賃の支払い、 死亡時の残置物処理、遺品整理等)。本会は、居住支援×生活を営むための支援を架け合わせ、人々が安心・安定できる「住まいと日常生活」の実現を目指します。

(3) 制度に「つなぐ」、関係を「紡ぐ」

 本会は、入居者の同意のもと、入居者を各種公的制度につなぎ、入居者が他者・社会とつながるための支援を行います。また、入居者及び本会は、関係機関・関係団体と協働しながら生活の安定を目指していくこととなります。

 協働先の例 : 行政、 各種相談機関  社会福祉協議会 県内パーソナルサポートセンター、ホームレス支援団体、DV 支援団体 等

 本会は自らの役割を、かかりつけ医のようなものだと考えており、「入居者との接点に位置し、日常的な支援を行う」という機能を担いたいと考えています。